商店街の歴史
下諏訪町の玄関口、JR下諏訪駅の駅前から国道20号までの200Ⅿにある商店街。駅前に立地するサンキョー精機製作所㈱(現 日本電産サンキョー㈱)の世界に誇るオルゴールにちなんで、平成2年に「オルゴール通り駅前商栄会」へ名称を変更しました。
明治初期には家は数件しかなかった通りには、明治38年に下諏訪駅が開業したことにより駅通りとなり、一般家屋、沿道には製糸工場の繭蔵がそびえ立つように。昭和に入ると駅通りは中には商工会議所や郵便局があったりと、より一層賑やかな商店街となりました。
しかし50店舗ほどあった商店街も、町内での工場の規模縮小、店舗の移転、大型店舗の進出、自家用車の普及などにより、いつしか半数ほどに。
時代の変化と共に商店街の景色も変わってきましたが、昭和レトロな面影を残しつつ、最近では嬉しい事に少しずつ新しい店の開店が増えて賑わいを取り戻しつつあります。
昔ながらの商店と個性豊かなお店が並ぶ商店街。
昼はお買い物やランチ、夜は楽しいお酒と美味しいお料理を食べに、そして店主との会話を楽しみに商店街へお出かけください。
オルゴール通り商栄会
昭和10年に結成された商店街の店舗によるグループです。メンバーが高齢になってきましたが、新しい店舗や次世代の活躍を応援しています。 商店街はひっそりしていますが、実は店主たちは賑やか好き。昔イベントで行われていた仮装は商栄会のなかで密かに受け継がれています。
方言館およりなんしょ
商栄会が平成15年に作った地域の交流施設兼休憩所です。昔の下諏訪の写真や諏訪地域の方言なんと約100種類!をお伝えしています。 館内に備えてあるノートには地元をはじめ、全国の観光客の方からの感想も書いていただいております。おもしろ方言を見つけに寄ってみてくださいね。